ラーメンに対する世界の反応

認知は低いものの

ラーメンに関する情報は、必ずしも全米で凄い知名度があるというわけではありません。やはり日本や中国などに詳しい人でなければ知らない料理だ。ではこちらの作品を作った監督はよほどラーメンが好きなのだろうと思うでしょうが、まさにその通りだ。ラーメンガールを制作したのは『ロバート・アラン・アッカーマン』という演出家で、実はアメリカではその人ぞ知るという超大物だという。

過去に担当した舞台演出作品には、主演に『リチャード・ギア』や『ショーン・ペン』など、またロンドンなど世界各地でその名を轟かせる著名人なのだ。そんなロバートさん、大のらーめん好きとしてもあるので、こちらの作品を作ろうとなったのもこんな文化もあることを知ってもらおうとしてメガホンを取ったという。

中々切り口としては最高の出だしだが、ハリウッド女優として活躍していた今は亡き『ブリタニー・マーフィ』さんにしても、よくオファーを受けたなぁというところだ。ただ実際、日本文化に興味を持った、食の中でもラーメンの虜になってしまったという人は結構いるという。熱狂的なファンを生み出す日本のラーメン、その魅力は深淵の如き計り知れないものだ。

話題沸騰

ある動画がネット上にアップロードされた。日本は福岡県福岡市では馴染みの博多長浜ラーメン、その味を紹介する海外の人たちによるレポートが公開されたのです。元はとある番組のグルメリポート的なものでしたが、この一部分をカットして公開したところ大反響を巻き起こしたという。

その反応を簡単にまとめると、こんな感じだ。

  • ラーメン、それは神が人類に与えたもうは至福の味
  • 今すぐラーメン食べたい、いつかというより明日にでも日本に行きたい!!
  • 手間隙かかって600円(約6ドル前後)という値段に驚愕
  • 密入国までして食べに行こう
  • いやそもそも、『Tonkotsu』って何っ??

虜にされた人の中には自国にラーメン店がないことを嘆き、どうして日本人じゃなかったのかと訴えている人もいます。あるいはとにかくどんな手段でもいいから日本に行ってラーメンを食べようという人もいる。流石にやり過ぎて入国禁止にされては味わえるものも味わえないので、冗談だと思うが。

根本から豚骨について知らない人はそこにも疑問を持つようだ。ただ豚骨スープを作っている際のあの生臭さに耐えられないとして、妥協する人もいそうだ。話題を集めますが、海外の反応としてはかなり上々だ。

外国人だからこそのレポ

またラーメンに関する動画でこんなものがある。東京都内にあるメガ盛りが超有名な『ラーメン二郎』、学生時代筆者も友人に連れられて高田馬場店に訪れたことがあった。麺やスープもそうだが、麺が見えなくなるほど盛られた野菜に分厚いチャーシューが二郎ならではだ。

そんな二郎ラーメンを食べようとしている外国人のレポ動画がアップされたこともある。動画は途中までとなっているが、その食べごたえやボリューム感に海外からの反応もまた熱狂の嵐だった。ただやはり一番焦点になったのが、二郎だからこそのサイズについてです。知らない人は本当に大変なことになるラーメンサイズ、動画にアップされていたのが男性用の中でも一番小さいのにこれだけの量という点で、戦慄を覚えた人もいたようだ。筆者も友人や店員さんからのアドバイスで最初は一番小さいものにしたが、素直にいうことを聞いて正解だったと思ったものです。

日本人でも調子乗った高校生集団が、隣りに座ったカップルの女性が難なく綺麗に完食する姿に圧倒され、食べ盛りな自分たちは半分以上残してギブアップした姿があった、という話を聞くこともある。

映画だからこその魅力を

ラーメンに対する好意的な反応を見せる人もいますが、見たこともない食事を食べたくないと思うのは至って普通だろう。そういう意味ではラーメンガールという作品を通してラーメンの凄さ、そして作るまでにかかる手間暇と、一筋縄ではいかないスープ作りに圧倒されるはず。地味にスープ作りの現場はリアルに映画の場面さながらとなっているので、人によってはブラック過ぎると表現するかもしれません。

ですがその厳しさあってこそ、日本の食事は一定以上のクオリティを保てているのです。